あることないこと

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2014年上半期マイベストディスク

今年の半分が終わります。はやい。月をまたぐ時って何に対してなのか無駄に焦るような気持ちになりますが、6月から7月へ入る時は殊更であります。時間の流れに私はついていけてるのかしら?なんだかヤバい。

というのはどうでもよくて、世の音楽好きの皆さんにならって私も「上半期の私的ベスト」考えてみました。音楽を聴くったってもともと手を出す範囲の狭いリスナーなのに、そこからさらに絞り込むという私的も私的な選出です。シーン全体を俯瞰して評価する気はゼロ。何か惹かれるものがあって手に取ったということと、好きだ!という感覚にのみ基づいて選びました。それと、“邦楽マイベストディスク”です。アルバムやシングル、オリジナル、ベスト、カバー等の形態には拘っていません。ただし単曲で聴いたものは入れず、アルバムならアルバム、シングルならシングルを買うなり借りるなりして作品として聴いたものの中から選ぶことにしました。トラックで選ぶとまた別のマイベストが出来上がりそうなので、そちらは暇があれば近いうちにやりたいと思います。10選、とはいかず、12選になってしまいました。はんぱ!

1.BUMP OF CHICKEN『RAY』
2.星野源『Crazy Crazy/桜の森』
3.サカナクション『グッドバイ/ユリイカ
4.パスピエ『幕の内ISM』
5.椎名林檎『NIPPON』
6.米津玄師『YANKEE』
7.夜明ケマエ『スーベニアEP』
8.bonobos『HYPER FOLK』
9.the HIATUS『Keeper Of The Flame』
10.tofubeats『ディスコの神様 feat.藤井隆
11.Base Ball Bear『二十九歳』
12.レキシ『レシキ』

振り返ってみると、上位3つに関しては彼らの新譜とライブがあったからこそ個人的には楽しかった上半期でした。こと BUMP OF CHICKEN のこの結果は仕方なし、です。私はこのバンドを信用しきってしまっているもので。バンドとしての不変的な姿勢と万人への普遍性がある歌でもって、海外のシーンとリンクするような音楽性の「ray」を生んだりと、変わらずに変わってみせた1枚だと思っています(3月に色々書きました)。覚醒の感あり!だったのがパスピエと米津玄師。その楽しさに抗えないのはtofubeatsとレキシ。新たな出会いは、雑多な音楽性と荒っぽい演奏がどうしてここまでキラキラして聞こえるんだろう!と驚いた夜明ケマエ。春を待つ時期にbonobosを聴けたのも良かった。わくわくさせてもらいました、2014上半期。