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あることないこと

140文字以上はこっちで

続・3月の楽しみ③ BUMP OF CHICKEN 『RAY』

『RAY』発売に伴って、様々な体験を届けてくれた BUMP OF CHICKEN
アルバム付属のブックレットには、山崎貴氏のバンド・デ・シネ調のイラストと
AR三兄弟とのコラボレーションによる物語が。
これがもう楽しくて!
こういうことが自分の部屋の中で、手の中で体験できちゃうってのが驚きで。
体はどこにも動いていないのに、頭は物語の中へトリップしてしまいますよ。
AR三兄弟さんたちの言葉を借りちゃうと、
「昼には昼の、夜には夜の、雨には雨の、物語がある」って、
そのカラクリがまた素敵!

でも、トピックとして一番の驚きをもって迎えられたのは恐らくこれでしょう。

まさかのバンド初コラボ、初デュエットの相手が初音ミクさん!
これについては正直なところ私には、その良さや面白さがあまり分かっていません。
コラボしたことによる“化学反応”みたいなものが感じられなかったんです。
デジタルの世界の中のアーティストとコラボしているということ、
そこに多くの素晴らしいクリエイターが関わっていること、
それがあって、じゃあ、曲やバンドの魅力を別角度から引き出せたかというと、
んー?となってしまうのです。
メンバーが面白そうだと、やってみたいと、そしてやるならこの曲だと考えて、
最近の活動の展開と同様に、なんというか勇気を出して(?)踏み込んでみた事
なんだろうというのは窺えるのですが。
この試みは本当になんというか、私には前衛的すぎたんですね(笑)
バンドのほうへの思い入れが強すぎる、という理由もあるかも知れません。
初音ミクというかボカロのほうについてもっと理解する必要が私にはありそうだ、
なんて思ったりもしました。
理解すべくは、楽曲を表現すべく表現する存在としての初音ミクの面白さ、
みたいなところでしょうか。

ただ1つ思ったのは、この驚きのコラボをやったことで、
BUMP好きな人とは少し外れたところ、それも初音ミク好きのほうではなく、
音楽とそれにまつわる新しい技術に興味がある人たちのほうに、BUMPが届いたなと。
これはTwitterの私のタイムラインを見る限りでの感覚ですが。
「今までBUMPはスルーしてきたけど、ちょっと聴いてみた」という方が居たり。
もともと聴いてきた皆さんは「これはちょっと…」、
逆に聴いてこなかった方々に「これはすごいかも」という感想が多かったのです。
だから、結果的にこの冒険的な試みは身内に向けたものではなくて
より外に向けられたものになったのだなぁと。

というのを、好き嫌いのレベルの話ではなく、
バンドへの愛をもって書けているだろうか、と自問しながら書いてみました。


それから。
今日お知らせされてしまった、藤原さんの肺気胸手術。
公式に「術後の経過は良好」とはありましたが、正直、それだけでは安心できないです。
心配です。
公演1本延ばすにしても、ツアーは予定通り4月から始めるそう。
… お願いだから、全快の全快まで焦らず休んでいただけないでしょうか。
本人の気持ちの色々とか、周りの大人の事情とか、あるのかも知れないけれど、
勝手にこちらの言いたいことを言えば、
ライブの延期くらい、どうってことないんですよ。
無理なく万全な状態に、元気になってくれるまでいくらだって待ちますよ。

どうしたって源さんや一郎さんのケースを私は思い出してしまうのです。
また繰り返したり、ずっと引き摺ったりしてしまわないように、
今はゆっくり休んでもらう事が、藤原さんのためであり、
こちらが一番安心できることでもあるんです。

もう本当に、あなたの唄からもらっている力を、そのままあなたに贈りたい、
そんな思いですよ。
もう大丈夫だから!てへぺろ
ぐらいで戻ってきてくださいよ。
どうか、そのぐらいで、戻ってきてくれますように。